初仕事は

おかげさまで、無事修了いたしました。

報告書も提出して、ほっと一息です。

3人だけだったので
梅が枝もち作りの体験ができなかったのですが、
(5人からしか予約できないのだ)
その他は一応順調に。

一応、といった理由は相撲部屋見学。

お相撲の稽古って
何時からこの人が練習って決まってるわけもないので、
大関とか、幕内力士を見たくて行っても、
ツアーで見られる時間内に
始まってくれるかが分からないのだ。

結局今回は幕下力士の練習中心に
見学になってしまったので、
そこがちょっと
お客さんの満足度が低かったのでは、
と心配しているところです。

もちろん、ツアー内容は
練習見学なので、
条件は満たしてるんですけどね。

練習は始まらなかったけど、
日馬富士(はるまふじ)の姿は見れたので、
まあ、良しとして欲しいです。

結局22日の相撲だけ行きたいお客さんは
キャンセルになったので、
今月のツアーは
のこり一つとなりました。

ま、しっかり準備できていいかな。

相撲と寺町は、準備したことがあるのでいいけど、
能をその後見に行くので、
さっきあらすじを英訳したところ。

ストーリーはこんな感じです。

《前半》

むかし越前の国で、
男大迹(おおあとべ)の皇子と照日の前が
仲むつまじく暮らしておりました。

ところがある日、
天皇が崩御されたとの知らせが
皇子の元へ届きます。

即位のため都へ向かう皇子は、
別れの手紙と花籠を
照日の前へ送ります。

手紙を見た照日の前は、悲しみに包まれて
故郷へと帰っていきました。

《後半》
即位した皇子は、継体天皇となります。
ある日、天皇は紅葉狩りへと出かけますが、
その行列を、籠を抱えた女が横切ります。
お供のものが、女の籠を打ち落とすと、
女は「これは帝のものです」というのです。

この女こそが、
失意のあまり正気を失い、
帝に会いたい一身で都へと上ってきた
照日の前だったのでした。

帝への思いを歌と踊りに託して舞う照日の前。
その姿を見た帝は、
正気に戻って一緒に都へと行こうと、
照日の前へ言うのでした。

と、まあ能にしては珍しい
ハッピーエンドなストーリー。

こんな単純な話なのに、
演目は1時間20分もあるのだ。

たぶん無料の会だから、
1時間くらいには短縮されるだろうけど、
お客さんは、
全部見るのは辛いかなあ。。。

謡の声を聞いてると
なんともいい感じに眠くなるし。

でも、全体のストーリーを見ないで、
クライマックスだけ見ると、
イマイチ盛り上がりにかける気がするんだよね。

いずれにしても、眠くはなりますが・・・。

個人的には
謡の声を聞くだけでも結構満足。

文楽の太夫にしても、
狂言師の声にしても、
そして能の地謡にしても、

とにかくあの波長を聞くと
なんだかうっとりしてしまいます。

和声フェチって新ジャンルじゃない?

それに能のストーリーって、
超のつく純愛。
(もちろん、恋愛ストーリーばっかじゃないけどね)

男のほうはいろいろと
浮気したり、女の事忘れたりするけど、
女のほうはといえば、
生霊になったり
物狂いになったり、
亡霊になったりしてまでも、
一人の男を思い続けています。

今の世の中そんな恋愛って、
下手するとストーカー扱いになっちゃうよね。

でも、
そういう「思い」って、
どっから来るんだろう。
実はちょっと「いいなあ。」とか
思っちゃう。

いまどきは選択の自由がありすぎて、
一途な恋ってものが
現実離れしてきてる感がありますが、
アナログで不便な世の中の方が
シンプルで強い思いが
育ちやすいのかも知れません。

ちょっと浮世離れした
恋愛世界を体験しに、
皆さんも
Let's 能楽堂!

って、いかがでしょうか?

ちなみに無料でお能が見られるのは
11/21(土) 大濠能楽堂です。

時間は大体午後1時から。
演目は「花筐(はながたみ)」。

能楽堂って
着物着て来る人も多くて、
そういう楽しみって素敵ですね。

この記事へのコメント

2009年11月15日 18:49
初仕事お疲れ様でした!
いよいよこれから本番ですね!
・・・それにしても、通訳ガイドとは、日本の文化を勉強しなくちゃいけない大変なお仕事ですね。kokomamaさん、すごいですよ~!
『好きこそ物の上手なれ』と言いますが、やはり自分が興味を持つことをするのが一番ですね。
興味がない訳じゃないけれど、語学の勉強で精一杯の私には、ちょっときついかもしれません(苦笑)。
いつも応援してます♪がんばってくださいね。
kokomama
2009年11月15日 23:18
お久しぶりです、minminさん!
コメント有り難うございます。
minminさんも、お元気そうで何よりです。

前の晩はアドレナリン出過ぎ(?)の為か
あまり眠れず、しかも5時起きだったので
朝は少々辛かったのですが
お客さんと会ってからは
行き慣れた太宰府だったせいもあり、
比較的リラックスしてのぞめました。
お客さんも、写真を撮ったり、おしゃべりしたりしつつも、
ガイドの話も程よく話を聞いてくださって、
ガイドしやすい方たちでした。

まだまだ、経験不足ですが、
地道に頑張って、
地元の良い旅を演出できるようになりたいです。

これからも、よろしくお願いします!

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