ハラスメントとダイバーシティ

不安のあるところに、保険あり。
企業向けの「ハラスメント保険」が人気急上昇中らしい。

来月から、パワハラ防止法が
中小企業にも適用になることもあり
企業の労務管理者はピリピリしてるのかな。

日経ビジネス 3.21号は
ハラスメント特集。

しかし、
パワハラ・チェックリストの中には

・部下を立たせたまま指導した
・部下を「おまえ」とよんだ
・自分の指導が部下に伝わっていないと思うことがある


など、「え?これってハラスメント?」
と思うようなことも結構あり

この辺、女性雑誌のダイエット特集にも似たりで
「これはNG, あれもNG」で
もう、何食べて、何やったらやせるんだか
分かんなくなる女子同様に

部下と何を話してよくて
何をしたらダメなのか
上司を路頭に迷わせるばかりという印象の
今回のハラスメント特集。

最近のハラスメント・バリエの多さ自体
(リモハラ・テクハラ・ジタハラ・コロハラ・・・って全部意味わかる人いる?)
価値観の多様化が生んだ副産物なわけで

個性重視の社会となって久しく
価値観を共有することが難しくなった現代社会で
部下・上司だけでなく、
働く場をともにする人々が共存するには何が大切なのか?

その辺の根本的な問いに対して
答えてなかったのがとても残念。

「やってはいけないこと」を羅列しても
ハラスメント問題は解決しない。

むしろ、やるべきことについて考えることが大切。

いろんなオフィスで働いてきた私の肌感覚としては
「個人のプライベートに立ち入らない」
なんてアドバイスはむしろ逆効果だと思う。

「個人個人は違う」という大前提を意識しつつも
一人ひとりの人生に対する興味を持つことが
実は、この問題へのもっとも効果的な対策ではないだろうか?

この辺、プライバシーの侵害になりそうと
しり込みする人も多いだろうけど
個人の事情も配慮せず
無神経な発言や行動をすることが
「ハラスメント」の根底にあるわけで
だったらもっと、おしゃべりしようよ、ってね。


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